社員紹介
三田倫広さん
研究開発(銅ナノインク、銅ナノ粒子)
2011年入社
開発中の導電性銅ナノインクを市場に投入できれば、
無駄を減らせるため、環境に優しく、より安く
製品をつくることができるようになります。
入社以来、インクの研究開発をしています。現在の研究テーマは「導電性銅ナノインク」といって、電子回路を形成するためのインクの開発をしています。
今のものづくりは無駄が多くて、銅で電子回路を形成するのに8割から9割の銅は溶かして捨てているのが現状です。実際に回路として残っている材料は、全体の1割から2割程度しかありません。
でも、導電性銅ナノインクが市場に導入されれば、必要なところに必要な材料を供給できるので、無駄が減り、環境にも優しく、製品価格も安く抑えることができるようになります。
次の事業の柱になれるように一日でも早く市場に投入したいというのが研究開発(銅ナノインク、銅ナノ粒子)全員の想いですし、そのために日々の研究開発を進めているところです。
結婚して子供も一人いるのですが、
「家族をしっかり幸せにしてね」という意味を込めて
ギフト券や休暇を頂ける環境にとても感謝しています。
入社理由
山口県の出身ですが、研究職に就きたいと思い、全国範囲で就職活動をしていました。
役員面接が1時間半くらいあって、他の会社でこんなに役員面接で時間をかける会社は石原ケミカルだけでした。特に難しい質問とかはなく、「失敗したらどう対処しますか?」などの質問が多かったですね。「しっかりと人を見てくれている会社だな」という印象を受けました。役員面接が終わって新幹線に乗る前には合否の連絡が来て、「ぜひ来てください」と言われたときは、レスポンスの早さに驚くと同時に内定を頂けて感動しましたね。
入社してみて率直な感想は?
入社以来、同じテーマでインクの研究をしていますが、順調なときもあればつまずくこともあります。ただ、関西の会社ということもあって、失敗しても辛いことばかりじゃなくて、ちゃんと笑いもあって、人としての寛容さを感じます。それに先輩や上司も話しやすくて相談もしやすいです。
入社後の大変だったこと・乗り越えた方法
同じ部署の私よりも優秀な先輩たちが着実に成果を出す中で、自分だけ思うような成果を出せず、研究をどう進めていけばいいのかわからなくなったときがありました。そのときはちょっと研究が嫌いになりましたね。
でも、一日二日でどうにかできる問題ではないと自覚していたので、一年後にこうなっていたらいいなという目標を立てて、そこから今日できることを実行しました。今日は昨日よりも頑張る、そんな感じで少しずつ努力を重ねて行ったらいつの間にか乗り越えていました。
今振り返ってみれば、研究成果が出るまで数年かかるのは当たり前で、失敗がほとんどなので、早く結果が出ることを期待しちゃダメなんですよね。
石原ケミカルの変わったところ
昼休みにぼくは先輩とテニスをしていますが、他にもゴルフとか筋トレをする人もいます。昼休みの過ごし方は自由ですね。
それと、神戸工場だけですが、15時にコーヒータイムがあります。鐘がなる続々と人が集まり談笑が始まります。たまに研究の話が過熱してこんなに時間が過ぎていた…なんてこともあります。そこでひらめくこともあるので、日々の研究には欠かせないですね。
石原ケミカルのいいところ
休日にテニスをするためのコート代とか試合の出場費用の補助が出るんです。自分の趣味なのに会社が負担してくれるのはありがたいですね。
それと結婚して子供も一人いるのですが、結婚記念日にJCBギフト券とか休日を頂けて、「家族をしっかり幸せにしてね」という意味を込めてだと思うんですけど、自分以外の家族も祝って頂ける環境に感謝しています。
SCHEDULE1日の流れ
神戸工場ではラジオ体操があります。
その後、全体朝礼、各部で朝礼。
朝礼後はメールチェックをして、研究に取り組みます。
研究の傍ら、顧客からの試作依頼にも対応します。
そこで得られた技術も研究に活かせるので、日々やることはどれも大切です。
10分で弁当を食べて、残りの40分は先輩とテニスをします。
コーヒー片手に、同僚たちと研究について談笑します。