社員紹介

野路彩花さん(第二研究部)

2010年入社

うまくいかない、失敗は当たり前のようにあります。
ようやく成果が出てお客様に喜んで頂けたときはすごく嬉しいですね。

めっき液の分野でアフターサービス業務を担当しています。
お客様から寄せられた不具合や改善要望に対して、原因究明のために解析をしたり、改良実験を行ったりしています。

パソコンとかスマホの基板にICチップを接合するための被膜を貼るのですが、それをキレイに貼るための薬品がめっき液です。キレイに貼れないとショートするなどの不具合が起こります。車載製品やパソコン、スマホなどはめっき液がないと使用できないので、今の時代には不可欠な薬品です。

研究はうまくいかないことの方が遥かに多く、失敗の連続です。
「なぜうまくいかなかったのか」「次はこうしてみようかな」というふうに 、失敗にも意味があり成果につながるヒントになると考えることが大切です。良くて数ヵ月、長くて数年。ようやく成果が出てお客様に喜んで頂けたときはすごく嬉しいですね。

  • 研究風景
  • 研究風景
  • 研究風景

時短勤務を利用して子育てしながら働くのが当たり前になってきています。
長く働きたい人には良い環境が整っていると思いますね。

入社理由

地元の化粧品会社や薬品会社を中心に就活していましたが、当時はリーマンショックの影響でなかなか採用してもらえない時期でした。そんな中で、石原ケミカルは神戸の優良企業100に入っていて、堅い安心感があったので入社を決めました。

最初から時短勤務のことは知っていた?

当時の先輩が1ヵ月間だけ時短勤務を利用されていたのをきっかけに知りました。その方は男性ですが、 家庭のサポートのために取得されていました。男性も取得できることが画期的だと思いました。

実際に時短勤務を利用してみてどう?

定時まで勤務しますと、まだ小さいこどもの夕食や就寝時間が遅くなることが気がかりでした。また、保育園も延長保育を申し込まなくてはいけませんでしたので時短勤務があるのはありがたいです。時短の今は帰り道の公園に少し立ち寄ったり、 こどもとの時間を過ごせることが嬉しいです。

会社としては最大2時間の中で、出社・退社時間を自分で決められるので便利な制度です。 今のところ就学前まで取得できるのですが、同僚のお母さん社員とは小学校卒業までに延長できないかなと話しています。2年に1度、「自己申告制度」といって 自分の希望を上層部に伝えることができるので、そこに思いの丈をぶつけようと思います。

取得しにくい雰囲気とかありませんか?

前例もありましたし、産休に入る前に制度の説明もしてくれるので取得はしやすいし、部内は子育て世代が多い為言いにくい雰囲気もありません。

今までだったら女性は結婚したら辞める人も多かったみたいですが、同世代の人たちは結婚して出産しても辞めずに戻ってくる場合がほとんどです。長期的な時短をとったのは私が初めてですが、この前も3名が産休・育休から戻ってきて、みんな時短勤務を利用していました。これからはそれが当たり前になると思います。

時短勤務の間のお給料は変わりますか?

短縮した時間の累計が日数換算されて、その分だけ給与も減ります。ただし、昇給や退職金には影響しないので、期間限定の事として受け入れています。

むしろ、自分の状況に合わせて出社・退社時間を決められるメリットの方が大きいです。時短勤務以外にも、子供の看病が必要な時とか健康診断に行く時のために有給休暇とは別に看護休暇を取得できるなど、子育てする人に優しい制度があるので、長く働きたい人にはいい環境が整っていますね。

SCHEDULE1日の流れ

8:45
就業開始
こどもを保育園に送ってから出社します
チームの進捗報告に始まり、メールチェック、各自への仕事の振り分けを行います。
改善依頼への対応といったアフター業務がメインで不具合の調査や改良試験を行います。
12:00
昼休み
やっと一息。のんびりご飯を食べます。
12:45
午後の就業
定期的にチーム内の進捗状況などの確認もします
15:00
ティーブレイク。
研究で疲れたところに糖分を補給します。退社まで残り1時間。残った仕事をダッシュで片づけます。
16:15
退社
こどもを保育園に迎えに行き、こどものお世話と家事をこなします。
ページの先頭へ